毒蛇に噛まれるとどうなるのか(血液サラサラって)

毒蛇に噛まれるとどうなるのか?
日本では毒蛇と言えばマムシ、ハブが思い浮かぶがヤマカガシにも猛毒がある事が近年になって判明したそうだが、毒蛇の毒には大きく分けて「神経毒」、「出血毒」、「血液凝固阻害毒」というのがある。それぞれ噛まれたときには恐ろしいことになる。

神経毒は神経伝達を阻害する。言ってみれば脳にとのインターフェースが遮断されるので心臓等の臓器が不全となり死にいたる。あのサリン事件のサリンも一種の神経毒。因みにコブラの毒は皮膚からも浸透するらしい。

出血毒は末梢血管等に作用して赤血球が血管から外部へ出て行ってしまい、その結果各部の組織が破壊されてしまう。助かっても酷い事になるだろう。どうせ死ぬなら神経毒か?

血液凝固阻害毒は出血毒とは逆にその名の通り血液の凝固を阻害する。なので血が自然な状態から異常にサラサラになる。サラサラというとヨサゲだがとんでも無い。勝手に出血してしまうほどにサラサラ。
皮下出血、血便、脳内出血等を引き起こす。ただ、噛まれても激しい痛みが無いのでそのまま放置して死に至る場合もある。

世の中には凄い人も居て出血毒による悲惨な顛末から治療にいたる過程を公開している。
※出血毒の怖さをしるには十分過ぎるデータだろうけど(はっきり言って怖い)。
タイトル「ガラガラヘビに噛まれた」
http://www.rattlesnakebite.org/rattlesnakepics.htm