2007-09-01から1ヶ月間の記事一覧

草原の丘を登ってみると Ⅱ

Haze densityを下げて霞を減らして、リフレクションを上げて湖面の反射をUPさせてみた

Memo72 紫外発散(ultraviolet divergence)

今日は自己エネルギー(発散積分)と紫外線(ultraviolet)についてです。 これを扱うのは大変です。ここで適当かつ大胆に運動量Z成分以外はゼロにして1次元にしてみます。 としてみますと、 被積分関数は例えば、 となっています。グラフに描いて見ると、 …

数式をどうやって描いていますか?(TeX)

皆さんは数式をドキュメントに描くときどうしていますか? 一般にはTeXを使いますが結構準備が大変です。常用する人にとっては初めだけなので良いのですがちょっとだけ、とか今日だけ、という人は結局は準備だけ(インストールとか設定とか)で嫌になります…

Memo71 繰り込み準備(Π、Σ、Γな面々)(3)

先日からの続きです。今日で発散三兄弟の面々が揃います。頂点補正は でした。それで無限大に発散するのはこれもまた内線の積分部分でした。そこでFeynman図を次のように分解してみます。 で、これらの因子を全て掛けると 主要な部分で元の形を思い出すと な…

Memo70 繰り込み準備(Π、Σ、Γな面々)(2)

前回の続きです。といって今日のも以前計算しておいたFeynman図から後で重要な意味を持つ部分の抽出です。電子の自己エネルギーは でした。それで無限大に発散するのはやはり内線の積分部分でした。先日と同様にFeynman規則を少し追加して で、これらの因子…

Memo69 繰り込み準備(Π、Σ、Γな面々)(1)

ようやく「繰り込み」の仕組みとかが分かってきたので少しずつですがメモ程度に残しておこうと思います。ただ、まだ疑問が無いわけでも無いので誤りもあるだろうけどその点はこの先で変だな?って事になったら修正、追記しようと思っています。 さて、繰り込…

先日の景観に湖を、、、

繰り込みってなんだⅡ

午後からじっくりと「場の量子論 中西襄著」を読んでみるが今ひとつ。 結局、本を放り投げて昼寝ねをしてしまった。こういう本は眠くなるんですよね。 気持ちよく目が覚めたが車検のセールのTELで気分が沈む。またお金がーーー。 TVもつまらないし仕事の事は…

Memo68 頂点(3次のオーダー)

S行列の2次のオーダーの寄与については全部計算したが繰り込みでは頂点補正という事が必要になる。 ということで頂点における3次のオーダーを計算してみる。もうFeynman規則は大分なれたのでやって見よう。 内線に関する積分を行うと、 これも内線の積分が…

丘からの夕日

先日の景色を夕日にするとこうなる。

やってしまったのだ

シロートの暴走である。(ハハハ、、、)それがこれだ。 有名な知る人ぞ知るワインバーグである。 私もこんな事(シロートの独学)をやっているので噂には知っていたが、私のようなチンピラが所持するような本では無い。 ジュンク堂に全6巻がひっそりと置い…

「国際キログラム原器」が謎の減量50マイクログラム

パリ──フランス・パリ郊外のセーブルにある国際度量衡局で、厳重に管理・保管されている1キログラムの標準器「国際キログラム原器」が、50マイクログラム(μg)軽くなっていることが判明した。同時に作られた複製品には変化がなく、質量が変化した原因も…

草原の丘を登ってみると

先日の草原の丘を登ってみた。

繰り込みって、、、

「場の量子論 中西襄」p257あたりから本格的な話になる。 それまではFeynman積分の一般論で、とりあえずはほって置いてよさそうだが、 プロパゲータを補正するらしいのだが冒頭、自己エネルギーの総和を、、、 総和って? 自己エネルギーは以前計算しておい…

損得勘定とドロボー

だれでも得をしたいですね。 損をわざとするする人(無償で働いたり寄付したりする人)は凄いです。 しかし、徹底して(手段を選ばず)「得」を目指すとそれはもしかすると「悪」への道かもしれません。 さて、ここで疑問があります。 私:「なぜ、泥棒する…

繰り込みって何だ?

Memo1 ファインマン規則で遊ぶでも書いたように当初の目的はほぼ達成できたと思いますがかなり寄り道というか(意外とまじめに)勉強してしまった。 とは言ってもこれでQED(量子電磁気力学)を「知った」(理解した)というのは物理を真剣に学んで居る人た…

草原

こんな暑い日には、

ヒッグス探し

今日の朝日新聞に 「ヒッグス」探せ 米・欧競う 素粒子の質量は光子と同じで全部で本来はゼロらしい。なので光速で突っ走る。 ところが実際にはヒッグス粒子の海の抵抗を受ける。これが観測される粒子の質量というわけらしい。 つまり、 質量という量が存在…

Memo67 1/137

Feynman規則に従えば、頂点と内線で必ず係数 が掛かります。なので微細構造定数(Fine structure constant)α を使うと 常に微細構造定数が掛かっていると考えることが出来ます。こう考えると非常に大雑把な見積もりとして という対応が取れるのでFeynman図…

渓谷

それっぽく出来ていると思う

黄昏

Memo67 真空のエネルギー(無から生成されては消滅)

真空エネルギー・項は でした。これは今までの項とは違って大変興味深いです。真空泡(Vacuum bubble)とも呼ばれています。これが対応するFeynman図は次のようになっています。 先日と同様でFeynman規則で直ぐに結果が描きだせます。係数は 対称性因子は上…

Memo66 光子からの粒子生成・消滅(光子の自己エネルギー)

光子の自己エネルギー・項は でした。これから読み取れるFeynman図は となります。 ※ループに関する規則を使っています。 先日と同様でFeynman規則で直ぐに結果が描きだせます。係数は で、そのほか諸々の因子を並べてやって、 内線の積分を行うと次式を得ま…

波立つ湖と山々

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Memo65 電子の自己エネルギー

電子の自己エネルギー・項は でした。これから対応するFeynman図は となります。もう説明は必要ないですね。(直ぐに読み取れますね。)なので、Feynman規則で直ぐに結果が描きだせます。係数は で、そのほか諸々の因子を並べてやって、 内線の積分を行うと…

Memo64 電子電子散乱・電子反電子散乱

それで、Feynman規則で改めて計算してみると(とっても楽に出来るのでちょっと遊んでみる)。 既に頂点と内線の係数は掛かっているので規格化の係数を を掛けて、 という最終的な結果が得られました。これは「場の量子論 中西襄著」p187と一致します。また先…

月光と

水中にライトを沈めてみたらちょっと幻想的な感じ。

Memo63 電子電子散乱(3)

電子電子散乱・項は で、前回これから読み取れるFeynman図は、 だけに見えます。と書きました。 そしてFeynman図を一旦忘れてコンプトン散乱項を計算した要領で電子電子散乱・項を計算してみると、電子電子散乱のS行列は次のようになっていました。 こうして…

山と湖

先日の構図に湖を追加してみた。

Memo62 電子電子散乱(2)

先ほど途切れてしまいましたので続いて行きます。 まで計算しましたね。ここで略記していたδは反交換関係の右辺を(略して書いていたのを)思い出すと、他の項は全てゼロになってδの添え字に関する項だけが残る事を意味している。つまり、 また、γは添え字5…