2014-11-01から1ヶ月間の記事一覧

グローバルイルミネーション(11) 再び表面下散乱

まだ、確信が持てないのだがどうやら実装は正しそう。 と、いうのもこれまでクリームの計算結果が納得できなかった。 クリームの散乱パラメータ[1/mm]は σs=7.38, 5.47, 3.15 σa=0.0002, 0.0028, 0.0163 元々も透明な物体だが上記のような散乱σs(吸収σa)が…

グローバルイルミネーション(10) 再び表面下散乱

やっぱり計算を間違えていたかも知れない。 修正後は こうなった。違いは散乱位置を d = -log(rnd()) / σt ただし 0 < d < distance としていたのを d = -log(1-rnd()* (1-exp(-σt * distance))) / σt とした。当然だけど確率分布(probability distribution)…

グローバルイルミネーション(9) 関与媒質と位相関数

光の進行方向分布を位相関数というらしい。 最も一般的に利用される位相関数が Henyey-Greenstein の位相関数。 それぞれ前方散乱(射光の方向に散乱)、後方散乱(入射光の方向と反対方向に散乱)のシミュレーション結果。(正しい結果なのかは分からないけ…

グローバルイルミネーション(8)

現在の実装状況 機能状況パストレーシング○モンテカルロシミュレーション○準モンテカルロシミュレーション△メルセンヌ・ツイスタ (Mersenne twister)乱数○Next Event Estimation○拡散反射○鏡面反射○屈折・反射○異方性反射○屈折率(波長)○集光模様(caustics…