2013-01-01から1年間の記事一覧
陸上への遡上(浸水域)も計算してみた。 画像はタクロパン付近
以下は独自シミュレーションの結果です。 計算手法の妥当性、計算結果の信憑性、精度などは評価していない点に注意して頂きたい。また以降に述べられているコメントは独自のコメントであり何かを代表もしくは断定するものではありません。 動画は以下から見…
なぜ津波シミュレーションなのか? そう聞かれることがある。 しかし、ほとんどそれに付いて説明をしたことがないし、その気もない。 頭の中では「どうせわかりゃしない」と思ってしまう。 2011.3.11、その日まで遡らなければならない。 名古屋にい…
1707 年宝永地震の津波波源域(Furumura, Imai,Maeda, 2011)のモデルで計算。 信頼性(相田指標)については未評価。
宝永地震(1707)での断層破壊による津波(古村モデル)の後少し沖合いで地殻変動が40分後に発生した場合を計算してみた。 ※モーメントマグニチュードMw:9.0を想定
第2室戸台風、昭和36年台風第18号、国際名:ナンシー〔Nancy〕) 気象庁のベストトラックと呼ばれる台風のデータベースから忠実に計算してみた。 台風の経路は図のようになった。 計算は計算領域に台風の中心が入った位置から実施、なのでその位置で観測デー…
津波シミュレーションが出来るとほぼ同じ計算で台風シミュレーション(高潮)が出来ることに気が付いた。違いは気圧の考慮が入ってくること。特に低気圧による海面上昇の影響。 方程式には以下の項が追加される形だ。 変数の説明は割愛するけどこれらを計算…
いつも日記というか気持ちと言うか書き残そうと思っているのだが性格のせいなのか忘れてしまうが今日は書いておこう。 まぁ愚痴みたいなものです。 とにかく彼らは単なる障害物だ。 もっとも彼らは器用に障害物をよけている様なのだが、、、 それがさらに腹…
こんな感じに出来た。 ただし、描画が遅い。何度かアニメーションを繰り返すとスムーズになるのは多分、キャッシュ? もっと良い方法は無いものだろうか。。。
津波シミュレーションの結果を可視化するのにGoogle Earthでアニメーション出来ないだろうか? なんとなく出来そう。とりあえず重ね表示のやり方はわかった。
3.11以降「南海トラフの巨大地震」への危機感を感じさせる報道を目にする機会が多くなったと思う。その時は何か準備しておかなければと思うが直ぐに冷めてしまうというのは多くの人が感じている事だろう。 これはそもそもの「南海トラフの巨大地震」への…
異なる視点からのCG
簡単にまとめると以下の通り。 特に際立つ点はスタンダードなやり方を逸脱している点。それは格子系。 普通は数値振動(チェッカーボード不安定)が現れるレギュラー格子はまず使わないのに使っているという愚か(手抜き)な仕様にある。 計算方法 地殻変動→…
対数幾何平均 K=1.06 対数幾何標準偏差 k=1.33 まぁまぁ良いのでは無いかと思うが、高い方の値の再現性が悪い。 ※ 各自治体ではK値が0.8から1.2程度、κ値が1.6以下となる場合が適当とされている。(損害保険料率算出機構2006) 土木学会(2002)では「0.95<…
宝永地震津波の再現計算をしてみた。
断層パラメータから初期波源が計算できる。 しかし、相当面倒な計算。 Mansinha and Smylie(1971) の弾性理論で半無限弾性体中に生じる地殻変動を計算することで地盤変位の鉛直方向の変位がそのまま初期波源になる。 つまり、 断層パラメータを与えてMansin…