2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧

散歩(浦島太郎伝説)

東京から引っ越してから地元の行っていないところに行ってみました。 皆さんご存知のあの浦島太郎がここら竜宮城に行った(といわれる)場所も偶然発見!! 身近な所にも意外な発見があった一日でした。 浦島太郎が亀に乗った由緒ある所だった!! 「千と千…

騙される人・騙しの論理(詐欺と科学)

科学(数学や物理)をつかった詐欺というのは聞いた事が無いという人も多いと思う。しかしそんなあなたはもう騙されているかもしれません。騙す方はなんとか騙したいと思っているはずです。しかしあからさまな嘘はばれてしまいます。では、どんな状況だと騙…

第43話 Shorが示した量子計算因数分解アルゴリズム

これまでの話 第1話 量子の夜明け ... 第41話 量子計算とRSA暗号と素因数分解 第42話 Shor(ショア)のアルゴリズム を因数分解する。x< nで次式を満たすnと互いに素なxと周期rを探す。 から周期rを算出 ここで用意する量子ビット数Nは として以下のフロー…

UFO仮説と生存問題

これ、1968年にNSA(国家安全保障局)が作成し上層部部内で回覧された文書のタイトルです。 ペラペラと昔のスクラップを整理していたら文書のコピーが出来たので書いておくことにしました。確か何か「社会現象」に関する持ち回りの発表に使う小論のネタにまじ…

第42話 Shor(ショア)のアルゴリズム

これまでの話 第1話 量子の夜明け ... 第36話 量子ビット(ビットについて) 第37話 量子ビット(量子状態をコンピュータに使う) 第38話 量子ビット(N個のビット(N量子ビット)を構成する) 第39話 量子計算と基本量子ゲート 第40話 量子フーリエ変換と量子ゲー…

第41話 量子計算とRSA暗号と素因数分解

これまでの話 第1話 量子の夜明け ... 第36話 量子ビット(ビットについて) 第37話 量子ビット(量子状態をコンピュータに使う) 第38話 量子ビット(N個のビット(N量子ビット)を構成する) 第39話 量子計算と基本量子ゲート 第40話 量子フーリエ変換と量子ゲー…

白い犬とワルツを(To Dance with the White Dog)

白い犬とワルツを テリー・ケイ著(新潮文庫) 今日は天気も良くないので昔読んだ本を物色していたら出てきた本です。ふとその当時の事を思い出してしまいました。 買ったのは日本橋の丸善でした。よく休日には行ってましたね。普段はハードボイルドとかノンフ…

第40話 量子フーリエ変換と量子ゲート

これまでの話 第1話 量子の夜明け ... 第36話 量子ビット(ビットについて) 第37話 量子ビット(量子状態をコンピュータに使う) 第38話 量子ビット(N個のビット(N量子ビット)を構成する) 第39話 量子計算と基本量子ゲート 量子フーリエ変換QFT 状態 を量子フ…

第39話 量子計算と基本量子ゲート

これまでの話 第1話 量子の夜明け ... 第36話 量子ビット(ビットについて) 第37話 量子ビット(量子状態をコンピュータに使う) 第38話 量子ビット(N個のビット(N量子ビット)を構成する) 量子計算を行うというのは量子ビットを操作して欲しい解を得る確率を…

第38話 量子ビット(N個のビット(N量子ビット)を構成する)

これまでの話 第1話 量子の夜明け ... 第36話 量子ビット(ビットについて) 第37話 量子ビット(量子状態をコンピュータに使う) 2個の量子ビットを用意することが出来ますがこれは2ビットではありませんね。 これが古典的に言えば2個のビットがあるだけです…

第37話 量子ビット(量子状態をコンピュータに使う)

これまでの話 第1話 量子の夜明け ... 第36話 量子ビット(ビットについて) 前回はビット表現と基本回路の構成が可能ならコンピュータを構成できる可能性がある事を書きました。例えば次のような状態はビットとして使えます。 以後、これを単に と書いても誤…

第36話 量子ビット(ビットについて)

これまでの話 第1話 量子の夜明け ... 第33話 量子テレポーテーションの発見 第34話 量子テレポーテーション(ベル測定) 第35話 量子テレポーテーション(転送) ■ビットとコンピュータ コンピュータによる計算の根幹はビットと呼ばれる単位を操作して計算が行…

(休憩)

これまで量子色んな知識を得る事ができました。それも読者さんの協力もあった事と誰かに見られていると言う緊張感もあったのだと思います。それと探究心かな。 そんな中ネット上の情報(ウィキペディア(Wikipedia)を含む)で量子関係で多くの間違いが在るの…

第35話 量子テレポーテーション(転送)

これまでの話 第1話 量子の夜明け ... 第33話 量子テレポーテーションの発見 第34話 量子テレポーテーション(ベル測定) 前回見たようにボブが手元にある状態を観測してしまうと量子状態は壊れて転送は失敗です。ただ、状態は4つの可能性がありますがアリス…

第34話 量子テレポーテーション(ベル測定)

これまでの話 第1話 量子の夜明け ... 第33話 量子テレポーテーションの発見 アリスの手元にある状態を とします。次に量子絡み合い状態をアリスとボブに配布します。アリスがもらった状態を2、ボブがもらった状態を3と仮に番号を振っておきます。そうする…

Terragen2の凄さ

Terragen2が登場してました。Terragenはシロートでも簡単に綺麗な景観が作れる優れものです。 気がつきませんでしたがTerragen2が出てたんですね。GUIはかなり変わっています。Terragenユーザーなら簡単に,,,と言いたいですがGUIは様変わりしていました。 し…

第33話 量子テレポーテーションの発見

これまでの話 第1話 量子の夜明け ... 第28話 ユニタリ変換 unitary transformation 第29話 量子暗号(前編) 第30話 量子暗号(BB84-protocol) 第31話 量子暗号(後編) 第32話 量子複製不可能定理(No cloning theorem) ■量子テレポーテーション(Quantum telep…

第32話 量子複製不可能定理(No cloning theorem)

これまでの話 第1話 量子の夜明け ... 第28話 ユニタリ変換 unitary transformation 第29話 量子暗号(前編) 第30話 量子暗号(BB84-protocol) 第31話 量子暗号(後編) 量子状態の複製不可能定理(No cloning theorem)という「量子状態の複製は出来ない」定理…

プロジェクトブルーブック

唯一の米空軍が公式にUFOに行った調査分析の活動プロジェクトです。なので否定派も肯定派も無いです。 このプロジェクトは1969年12月17日に正式にプロジェクトを閉鎖しました。プロジェクトブルーブックは言ってみれば国民の血税を使ったわけだが解散理由と…

第31話 量子暗号(後編)

これまでの話 第1話 量子の夜明け ... 第28話 ユニタリ変換 unitary transformation 第29話 量子暗号(前編) 第30話 量子暗号(BB84-protocol) アリスが送った情報をイブが盗聴した場合はどうなるのでしょうか? アリスはHVかSTかを発信しないので盗聴者イブも…

タイムマシン(Yahooオークション事件)

微笑ましいというか平和な日本です。以前タイムマシンがYahooオークションに出品されて物議を呼んだ事がありましたね。その時の出品者への質問と解答Q&Aのログが公開されていました。 はっきり言って「笑えます」 Q.マシンの大きさを教えて下さい。部屋に置…

右回転すると軽くなる

フィジカルレビューレターズに「「右回りのコマは軽くなる」という論文H.Hayasaka,S.Takeuchi Phys.Rev,Lett.63,2701(1989)が1989/3/7に受理された。 これは「早坂-竹内の実験」とも呼ばれています。 高速に回転するコマで右回転させたほうが軽くなった とい…

第30話 量子暗号(BB84-protocol)

これまでの話 第1話 量子の夜明け ... 第28話 ユニタリ変換 unitary transformation 第29話 量子暗号(前編) ■BB84プロトコル BB84と呼ばれる量子鍵配送プロトコルです。これは,BennetとBrassardにより1984年に提案されたプロトコルで,もっともポピュラ…

第29話 量子暗号(前編)

これまでの話 第1話 量子の夜明け ... 第28話 ユニタリ変換 unitary transformation 縦偏光した光子と横偏光した光子の量子状態は と書けます。これは基底になっていますね。さて、アリスは偏光面が傾いた重ね合わせ状態を作ることも出来ます。 ただし、これ…

第28話 ユニタリ変換 unitary transformation

これまでの話 第22話 爆弾判定・無相互作用測定(前編) 第23話 爆弾判定・無相互作用測定(後編) 第24話 時間的に変化する状態 第25話 量子ゼノン効果(見ている湯は沸かない) 第26話 量子ゼノン効果2(見ている湯は沸かない) 第27話 爆弾判定・無相互作用測定…

(一休み)

なんとなく27話まで来てしまいました。既に未知の領域なんで驚きの連続です。一般向けの啓蒙書ではまったく満足できません。やはり探究心が原動力なんだなと思います。ただ、論文読むのも凄く疲れますね。ただ自分の手で計算して確認できないと納得できな…