トンデモ「水よりもお湯の方が早く氷になる」と、、、


色々な議論にもなりましたし情報も寄せられました。この件でまだ書くの?と
はい、締めくくっておこうと思います。

まず、貴重な意見や情報ありがとうございました。

さて、私は概ね「実験すべきだ」という点を支持しました。まず、前提をあえて書きませんでしたが私は「基本法則の破れ」(過去に何度も検証されている事)を実験すべきだと言う意味で言ったのでは無いのです。その点は誤解されないように。

もっと簡単に言えば水よりもお湯の方が早く氷になるような条件、例えば不純物の混在や気圧、、、、
分かりませんがそういう方法があるのか?と言う点です。実際、大槻教授は幾つかの条件下でテストされたようです。その中には実際お湯の方が早く凍ったケースがあったようですが熱力学の法則は破っていないという解説もされています。

もし、「方法」があるなら役に立つ事かも知れません。さらに追い討ちを掛けて「日本雪氷学会で研究者らが本格的に議論することになった」という一報もあったのでさらに混乱します。

専門家も単純に否定は出来なかったんだと思いました。それならやはり大槻教授の即否定で何も検証しないのはおかしいじゃ無いかという事です。そしてもしかしたらその現象の背景には「基本法則」に抵触する事が潜んでいる可能性も否定できないのでは?という事もあり得たわけです。
専門家も単純に否定は出来なかったんですから。(日本雪氷学会で研究者って専門家ですよね?)
※否定する正当な回答もあったはずですが広く伝播しなかったようです。
 正しい意見という声が変な意見より伝わらない事はさらに問題かもしれませんね。


良いですか?
大事なのは「そいう結果を既に得た」という(NHKの)主張と専門家が単純に否定しなかった事です。

しかし、寄せられた情報によればNHKは「(いつでも)お湯の方が早く氷になる」という趣旨の説明だった事が分かりました。これは馬鹿げています。なので大槻教授が実験なんか意味が無いというのは正論です。当然、私も異論はありません。(再度確認しますが、日本雪氷学会で研究者って専門家ですよね?)

本当なら大変な事です。科学者はそれを検証して肯定もしくは否定する必要があります。
ただし、NHKの主張を正確にトレースする必要があります。聞けば瞬時に否定できる事は沢山あります。
日本雪氷学会で研究者って専門家ですよね? 瞬時に否定出来なかったの?)

信頼出来る機関が「ローレンツ不変が破れた」という報告をしたら一斉にチェックされるはずです。
近年の話ではGZKカットオフの話でローレンツ不変の破れが疑われました。
(その後どうなったのか知りません)


個人的にはNHK日本雪氷学会の研究者は信頼できるだろうというのも確かにありました。
なので即否定は科学じゃ無いと思いました。しかし現実は違っていたようです。

おっと、もしかして(好意的にとれば)日本雪氷学会で研究者らが本格的に議論というのは「どうしたらこんな事が発信されないように出来るのか」という歯止めの議論?(それなら賛成!!)


余談ですが。先日、友達に「どう思う」と聞いたら次のような返事が返ってきました。
そんな事(お湯のまま冷蔵庫に入れたら)したら冷蔵庫が痛むじゃ無い」と。
なるほどと思いました。

考えてみれば、お湯のまま冷蔵庫に入れたら冷蔵庫内の温度は上昇します。
そうするとコンプレッサーが元の温度に戻そうとしてさらに冷やそうと頑張ります。
下手をすると「やっぱりお湯の方が早く氷になる」事もあるんじゃ無い?と。
ただ、これは水を凍らすより大きな電力を消費(強力に冷却)したわけですかお湯の方が早く氷になっても得は無いです。

なので冷蔵庫の温度制御の性能に依存しているという事で同じ温度の水でも私の家の冷蔵庫よりあなたの家の冷蔵庫の方が早く凍るかも知れません。

それと水(H2O)という(特定の)分子ではそんな事がある条件下では起きるのでは?という意見もあるようです。

以上。