大雨

大雨、最近は多いですよね。「イヤになる」を越えて怖いです。

さて、最初の大雨ってどんな雨だったんでしょうか?

地球が出来たころは高温の火の玉のような状態だった事は知られている。その時に蒸気として上空に持ち上げられた水分は概ね現在の海の全部の水に相当するそうだ。やがて地表が冷えそれらの蒸気は厚い大気となって地表を覆う。 

その時の大気圧は恐怖だ。科学者の計算によれば100気圧を超える水蒸気大気だった。

大雨のときどす黒い雨雲を見る事があるがそんな程度ではなかっただろう。(怖いけど見てみたい)

さて、この厚い大気は太陽光を遮断するためさらに地表温度は下がり、水蒸気は水へと凝縮しまじめる。
いよいよ雨粒となって地表に落ち始める。

これが地球に降った最初の大雨と言えるだろう。
ただ、100気圧を超える大気が降らせる大雨、この雨が作った水溜り、その水深は2000~3000メートル
そう、その雨が作った水溜りこそ「」というわけだ。

海ができると二酸化炭素もこの海に溶け込んで行き、温室効果が減少してさらに地表温度を下げる。
こうして生物が生きられる環境が出来たのだ。

現在、50ミリの雨と言えば大雨、これを越えると「バケツをひっくり返したような雨」と呼ばれる大雨となる。さらに100ミリを越えると前が見えなくなり、数百ミリも振ると車のワイパーも動かなくなってくる。

最初に降った大雨ともなると1000ミリ~3000ミリ、桁が違う。
これくらいの雨が降るとどうなるのか?
試算によれば航空母艦すら浮いていられないような大雨らしい。

想像を超えている事だけは確かだ。


そして雨雲さって日が差した最初の青空はどんなに綺麗だったんだろうか?
そんな想像をするのも良いかもね、。