ホログラフィック理論

先日、迷走する物理について愚痴ったのだが、、、
まあ、非常に大雑把に言って我々のこの世界は3次元空間と時間という4次元である。しかし物理学は5次元だとか10次元とか11次元なんていう高次元の世界に真理を見出そうとしているように見える。
さらには超対称性とかなんとかとか、、、観測もされていないし。
近いうちに実験できるような世界を超えた所に真理を見出そうとしている気がした。

本当にそんな事が真理なのだろうか?
と素朴に思うが、世界は広い。こんな素朴な疑問に対する理論もあるようだ。

詳細は分からないが、、、
つまり、実は、実はもっと低次元なんじゃやないの?という逆転の発想に近い理論だそうだ。

この世界は3次元空間と時間というのはもっと低次元での素粒子相互作用がもたらす幻影なのかも知れないというのだ。

平面のホログラム版が立体映像を浮かび上がらせるように。

しかも物理学の目標の一つにある量子重力理論にも見通しが明るいらしい。

※「ホログラフィック理論」というらしい。



しかし、、、まあ、結局は「迷走する物理」という事なんだろう。

もしかすると現代物理学の進むべき方向が間違っているのでは?という意味では一石を投じていると思う。だとすると物理学が求める究極理論は「場」とか「時空」のような概念にはなくホログラムのような情報という世界という理論になるのかもしれない。実際にその可能性も指摘されているようだ。


そのうち映画「マトリックス」が実はホントウだったとか言い出すのじゃないかと、、、
(冗談ですけど)
あるいは、「宇宙は存在しない、我々の意識が作り出した幻影」とかね(笑)。

実際に「量子重力理論の有力候補であるホログラフィック原理に基づく現代宇宙論の観点から、意識のメカニズム」
なんていうのある。

疑似科学との境界ってなんなんだろう、、、・

まさに、「迷走する物理」だ。