Note203 コンプトン散乱計算(3日目)
先日までの計算で散乱振幅は次のようになった。
今日からはいよいよ
を計算する事になる。
なので共役複素行列を求めると、
http://blogs.yahoo.co.jp/cat_falcon/11089490.html
ここで簡単のために光子の偏極ベクトルを実ベクトルとする。
「ワインバーグ・場の量子論2」p99
それとOUTでのスピンを測定しない場合は(スピンについて平均を取る)
と置き換えて計算するので
最大8個のガンマスラッシュのトレースの計算が出てくる事になる。その場合は105項からなる式だが、幸い光子の質量がゼロのため殆どは消えてくれる。
「ワインバーグ・場の量子論2」p99
実際に各項を展開してやると
となるのでA~Dをそれぞれ計算していく事になる。
今日からはいよいよ
を計算する事になる。
なので共役複素行列を求めると、
http://blogs.yahoo.co.jp/cat_falcon/11089490.html
ここで簡単のために光子の偏極ベクトルを実ベクトルとする。
「ワインバーグ・場の量子論2」p99
それとOUTでのスピンを測定しない場合は(スピンについて平均を取る)
と置き換えて計算するので
最大8個のガンマスラッシュのトレースの計算が出てくる事になる。その場合は105項からなる式だが、幸い光子の質量がゼロのため殆どは消えてくれる。
「ワインバーグ・場の量子論2」p99
実際に各項を展開してやると
となるのでA~Dをそれぞれ計算していく事になる。