気持ちの整理

色々な手続きで今日は疲れた。でもまだ残っている。

母の机を整理していたら古い紙が出てきた。
大切なものなのだろうか大事にこんなものをとっているなんて。

母の成績表だった。
見て驚いた。全部「」だった。これはきっとお婆ちゃんが持っていたんだろう。
母の母、結局は母は偉大だった。全ての面で。

叔父が母の事を話してくれた事を思い出した。
7人の子供の一人が母だった。大家族のため高校を出て直ぐに単身、博多から大阪へ住み込みで働きにでたそうだ。
女の子が一人で親元を離れて働きに出る、今時の高校生なら嫌がるだろうな。
衣料関係の仕事だった。
母が職場で頂いた白いシャツを博多の弟や妹に送っていたそうだ。
叔父はその事をものすごく感謝していた。

その白いシャツを大事にとっておいて母が年末に帰省したときにみんながその新品の白いシャツを着て正月を迎えたという事だった。

ふぅうーー。やっぱり苦労してるじゃないか。
そんな事、今の今まで知らなかったし、聞いた事も無かった。

あ、そうか。
年末と正月は私は一人で過ごすことになるんだ。おせち料理も無く、、、

、、、なんか急に淋しくなってきてしまった。