津波のシミュレーション(断層パラメータから初期波源)
断層パラメータから初期波源が計算できる。
しかし、相当面倒な計算。
Mansinha and Smylie(1971) の弾性理論で半無限弾性体中に生じる地殻変動を計算することで地盤変位の鉛直方向の変位がそのまま初期波源になる。
つまり、 断層パラメータを与えてMansinha and Smylieの計算ができれば良い。
断層パラメータの起点は経度と緯度なので画像と位置合わせが面倒。
そもそも画像に経度と緯度も無いので少々工夫が必要。
断層パラメータの断層破壊となるラインを自動的に書く事が出来た。
概ね位置とかパラメータの解釈は合っていそうなのでMansinha and Smylieの計算をやってみた。なんとなくそれらしい地盤変位が計算できた。
Okada [1985]の計算の方が良いらしい。
Mansinha, L. and Smylie, D. E.
“The displacement fields of inclined faults”,
Bulletin of the Seismological Society of America,Vol.61,No.5,(1971), 1433-1440