場の量子化における
正準量子化の初等的なイメージとしては前回書いたような意味だと思います。そこで
実際の正準交換関係はどう設定されるのか?それは次のように仮定するようです。ここで次のような積を考えます。
これはボゾンと
フェルミオンで式を分けたくないための便宜上の表現です。分けて書けば
ボゾンなら
それで実際の
量子化のための仮定は
※α、βは場の自由度をまとめて略記している(例えばスピンの違いとか色々あるだろう)。
荒っぽく言えば
正準量子化は場の量に対してc数である係数を生成消滅
演算子に摩り替える
第二量子化をもっともらしい基本原理にしたという意味で、好奇心だけで適当にやってる私の場合等は今はこれで良いかなと思う。