それで、Feynman規則で改めて計算してみると(とっても楽に出来るのでちょっと遊んでみる)。
既に頂点と内線の係数は掛かっているので規格化の係数を
を掛けて、
という最終的な結果が得られました。これは「場の
量子論 中西襄著」p187と一致します。また
先日までの結果とも一致しています。
殆ど同じように
電子・反電子散乱も計算できるのでやってみると、
反電子は時間を逆行している粒子という点に注意(矢印の方向)。時間は左から右方向です。
反電子は時間を逆行している粒子=時間を順行する陽電子なので運動量ベクトルは逆転してマイナス符号が付いています。つまり、反電子は矢印の方向q,q'の方向に走っていますが
観測される
陽電子は-q,-q' (矢印とは逆)に走っています。つまり時間方向に順行です。
後は電子電子散乱と全く同じ。
という最終的な結果が得られます。これは「場の
量子論 中西襄著」p189と一致します。
当然、先日の規則を使っています。