繰り込みってなんだⅡ

午後からじっくりと「場の量子論 中西襄著」を読んでみるが今ひとつ。
結局、本を放り投げて昼寝ねをしてしまった。こういう本は眠くなるんですよね。

気持ちよく目が覚めたが車検のセールのTELで気分が沈む。またお金がーーー。

TVもつまらないし仕事の事は忘れたいので思い切ってノートとペンを取って計算して見る事にした。
読んでいてもさっぱり分からなかったが間違いを犯しつつ計算を補正して式の行間が具体的に詰まってくると次第に分かりかけて来た。

私の場合、積み重ねって苦手なんですよね。
なのである程度全体のストーリが見えると先のことが見えているので今やっている計算がどんな風にそこへ至るのか、たどり着けるのかっていうのがぼんやりとでも見えていると苦痛が軽減されます。

さて、ずーっと停滞していた「繰り込み」の大まかなストーリが見えてきました。やはり、自己エネルギーと頂点補正のFeynman図が重要なようです。

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それと「繰り込み定数」。
どうやら発散する部分をなんとかして有限+無限大に分離してこの無限大の部分を繰り込み定数に押し付けてしまう。

そして繰り込み定数は何事も無かったようにしてしまうと分離した有限項だけが旨く残って邪魔な無限大
は手品のように消えうせる。(本当は繰り込み定数に隠しただけ?)
という事のようだ。

だから見た目には無限大-無限大をやった事と等価になるんだな。と今はそう理解している。

この先この解釈は間違っていたら訂正される事になるでしょうけどね。まだ断言できるほど理解出来ていないので。