ジョン・タイターさん

ジョン・タイター (John Titor)
1998年生まれの男性
2036年からやってきたタイムトラベラーを自称する、、、

事の発端は
2000年11月2日、インターネットに2036年からきたと言う男が書き込みを開始した事らしい。
実際の書き込みを見たわけではないがこれまでに無くリアルだった事から話題になっていた。
概要はウィキペディアにも出ているのでご覧あれ。

彼は、自分が乗ってきたと言うタイムマシンについてかなり詳細に書き込んでいる。
この内容にも一定の筋が通っていた事もあってその真偽が議論されていたようです。
しかも、最初の書き込みから約4か月後に「予定の任務を完了した」と書いたのが最後だったようです。

さて、タイムマシンだがフルパワー駆動で約10年間飛ぶのに、およそ1時間程かかるらしい。
設定がなんともリアルだ。
リアリティを増したのは過去へ来た目的が核戦争後のインターネット再構築に不可欠な初期コンピュータ機器入手にあったという事で具体的にIBM5100と書いている事だ。
彼が言うにはマニュアルに載っていないコンピュータ言語の翻訳機能があってそれが必要だという。

実際に IBM5100 には、マニュアルに載っていない言語デバッグ機能があったそうだ。


さらにタイターは自分が見ていた事つまり、近未来に起こる主な出来事も書き込んでいる。
ただし、自分がその事を書き込んだ時点で未来が変わってしまうために、書き込んだ内容とはズレが生じると言っている

既に時を経た(予言?)
(1)イラク核兵器を隠しているという理由で、「第2次湾岸戦争」が勃発する。
(2)アメリカ国内でも狂牛病が発生する。
(3)中国人が宇宙に進出する。
(4)新しいローマ教皇が誕生する。
(5)世界オリンピックは2004年度の大会が最後となり、2040年度にようやく復活する。
(6)2005年にアメリカが内戦状態になる。
最後の二つはハズレですね。

まだ通過していない予言としては
(1)中国内陸部の暴動で北京オリンピックは中止になる。上記(5)と矛盾してないか?
(2)2009年アメリカ初の女性大統領が誕生
(3)2011年内戦でアメリカ崩壊
(4)2015年ロシアが反乱部隊の援助という名目で、アメリカに核爆弾を投下。
(5)アメリカの外交権麻痺に乗じて、中国が台湾、日本、韓国を併合。
ん、、、なんとも恐ろしい予言である。

しかし、矛盾もあり当たったといわれる予言も彼が書き込みを開始した2000年の時点でもある程度予想可能な話のようだ。

もっともタイムマシンは、2034年に欧州原子核研究機構 (CERN) により試作1号機が実用化されたというのは何とも夢のある話ではないか!!。
※もし本当に試作機が作られるとしたらやっぱりCERNというのはこれまたそれっぽい匂いがしてワクワクします。