Note23 異常磁気能率の計算ノート14日目(最終)

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いよいよ最後です。磁気異常能率(anomalous magnetic moment)の2次補正が数値が計算できます。
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次の変数変換を行って、
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よって、g因子
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の2次の係数は、
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で量子電磁力学の基礎研究でノーベル賞を受賞したSchwingerが算出した値、
1ループの頂点補正の結果と一致した!!。

僅かな一歩ですが彼と同じ足跡を辿った事にちょっとした感動があります。

※14日という長きに渡る計算が無事終わった。あまり根気が良くないので約20~60分くらいなので概ね10時間以上という事になる。これがシロート(私)の限界ですね。

次回からはもう少し真空の揺らぎ効果につて別の視点から調べてみたいと思っています。