Note29 真空の揺らぎが生み出す力の存在3

これまでの算法を振り返ってみると、発散積分は丸ごと打ち消しあって消えてしまうので先日の計算は
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として形式的に発散積分部分を除去して繰り込みをしたとも考えられそうだ。あるいは全時空の真空エネルギーを原点(0)としたと考えてよさそうです。つまり、形式的に再定義(繰り込み)を
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と考えてみる。何度もくどいけどこれは数学的な話では無い。一次元のCasimir効果の解析的な結果はこの流れで考えれば、
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となり、やはりこれも無限大に発散しますが、上記の考えで再定義(繰り込み)をしてやると、
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となって、、、こういった「計算」(繰り込み?)の結果は実験的に得られている観測値がそれを支持しているという事なのだから物理的には
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という一つの解釈(再定義)があると考えることも出来る。
やはり数学という基盤には乗っていないですが、まあそれが物理なのかも知れないし面白い所でもある。

啓蒙書の範疇ならこういった展開も良いかもしれない。
面倒な技巧的な話よりは興味がわくだろうと思うが、背景を十分理解していないとトンデモになるというか私のようなてきとうなチンピラにはこれで丁度良いかも知れません。