Note71 1ループの計算

量子電磁気力学(QED)において繰り込みという点から言えば次の3タイプの図形処理が基本的な意味でも重要なダイアグラムになっている。
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繰り返しになるけどこれらは見事に発散する。つまり無限大になる。

ところで孤独で無謀な独学サラリーマンとしてはもう少し突っ込んでみたい等という考えになってきている。どうやら最低でも1ループの計算くらいはやらないとQEDを語るべからずという話を聞いてから迷いもあった。個人的にはそこまでは、、、と思っていたのですが何事もやってみないとね。という気持ちに転換した。というのも先達者が既に多くの道筋を築いてくれているので公式を適時使えば何とかなるかもという安直な考えです。

それで、既にこの1ループの寄与においてVertexは既にこのシロートが無謀にも磁気異常能率の長い長い計算をやってシュヴィンガー(Schwinger)が得た結果と同一結果を得る事が出来た。

そのとき「もう、QEDの計算は二度とやら無い」と思った。理由は簡単だ。結構辛かったし専門家を目指しているわけでも無く目標をもってまじめに取り組んでいるわけでも無いからです。

そもそも啓蒙書よりは正統な?理解に近づきたかったというのが真意。
ところが何となく他の1ループの計算も「やっぱり、やってみようかな」と思ってしまった。

何事もチャレンジだ

それで未着手の真空偏極と電子の自己エネルギーを計算してみようと思います。
また、長い事かかると思いますけど例によって(くだらない)計算ノートも掲載していきます(まあ、私の記録としてですけど)。