夏休み特集(犯罪は増加しているのか?何が起きているのか?)

先日の続きです。統計データは総務省が公開している物を参考にしたのは先日と同様だ。
http://www.stat.go.jp/data/chouki/28.htm

先日は途中で脱線してしまったが日本の歴史との興味深い事が浮き彫りになった。むしろその結果というか奇妙な相関ともいえる事実を調べていくうちに日本の歴史が見えてきた。それで急遽予定を変更してその調査内容を紹介してしまった。今日は本題に戻る事にする。

先日の疑問は
犯罪は増加傾向にあるが驚くべき事に凶悪犯罪や性犯罪は増加の一途どころか減少していた

これは矛盾するような気がする。一体何故だ?そう、何かが戦後に起きている!!
調べてみるとなんと窃盗が急増していたのだ。
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一方詐欺事件はなんとこれも興味深い!!
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戦前のほうが詐欺事件がとても多かったのだ。さらになんと少年犯罪(凶悪犯)も減少傾向にある。
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しかし、1960年代の増加は一体なんだろう?なにがあったのだろうか?

この時期の日本は高度背長期にあたる。日本経済と関係があるのだろうか?そう言えば、と思い出すのが先日の強姦事件と経済の関係だ。ならば、と思い少年犯罪と強姦事件を並べてみると!!なんとほぼ重なる。ただしこれは件数で見ていないのでグラフの高さは問題ではない。増減の傾向を重ねたグラフだ。
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驚きだ。つまり性犯罪と少年凶悪犯罪、それと経済には少なからず相関が見られるのだ。

つまり、経済が安定するとこれらの犯罪は減少するようだ。