アブラゼミ

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泣き声が「油で揚げるような」音に聞こえる、ということからこの名がついたという説があります。

今年羽化したアブラゼミも夏の後半では姿を消し、変わってツツクボウシがなき始めます。
ツツクボウシの泣き声を聞くと秋がもう直ぐそこまでやってきているなと感じます。
やがて、アキアカネの群れが見られるともう秋です。

一言でひと夏といってもこの自然には(昆虫たちには厳格な)時間割があるようです。

彼らのこの時間割りがある事で私たち人間も夏の微妙な変化を彼らの声で感じ取る事が出来るのだと思います。

アブラゼミも自分の役割を終え、子孫にその時間を譲ります。
その子孫も次に我々の前に姿を見せてくれるのは5,6年後です。

その時にその木々が残っている事を願いたい。