権力を欲しがる時

私が今まで見てきた人生観というか体感というか、、、結論から言えば

「実力(能力)の減退」が要因だと思う。

若いうちは実力と行動力で突き進む事が出来る。もちろんライバルに負けまいと頑張ったり、理由は様々だろう。しかし、この力が減退してくると「勝負をするアイテム」が「実力と行動力」では無くなってくる。

手っ取り早いのが「権力」を使う事だろう。
もっとも、若いうちにこれに頼る人も少なくない。例えばこうだ。
議論が衝突する。そして「俺は○○出身なんだぞ」といったフレーズはまさにそうだ。
○○には大抵は有名な大学名とかが入ったりする。
まあ、こんな場面を目にすると「もうその武器を使うしかないほど弱ってったんだ」と思ってしまい、かえって可哀想に見えてしまいます。哀れと言うか、、、

私が近年、不愉快な気分なのはこの事に一要因があるのだと思っている。つまり、役職が上がるという事はもう会社や社会の戦力として「実力(能力)の減退」を告知されている気がするのだ。

ところが全く不思議なのは係長->課長->次長->部長と早く昇進したいとか昇進して喜んでいる連中だ。
彼らは何を喜んでいるんだろうか?