日曜プログラマー(画像の暗号化)

昨今、個人情報等の流失が問題になっていますね。

それで、暗号化という事を行ってデータの交換を行いますね。
最近、この事で思ったのは画像なんです。まあ、画像も暗号化することで安全に交換できるわけですが次のような不安が残ります。

例えば私のプライベートな画像を暗号化してボブに送ったとします。
当然、ボブは秘密の鍵で暗号化された画像を復号(暗号の解除)をして見る事が出来ます。

しかし、不安なのは次の点です。
もし、ボブのパソコンが盗まれた、知らない間にウィルスによってネットに流出した場合です。
せっかく私が暗号化してもこれでは意味がありません。
当然ですが、ボブが私に暗号化した画像を送った場合に対して不安を残すでしょう。

結局、画像を復号(暗号の解除)した時点でイブによって覗き見されるという不安を残します。

それで閲覧が出来ればいいわけで画像の暗号化、また暗号化された画像を閲覧するソフトウェアが必要です。

一般に画像を暗号化して受け側で複合(暗号解除)を行うソフトはあります。
しかし、暗号化の解除の機能はあえて実装しない事でパソコンの中の画像がウイルスなど盗まれたり、廃棄したディスクに残っていて流出する被害がを防げるね。と思いました。

それで、画像データの暗号解除したデータをディスクに保存する機能の無いソフトが欲しいじゃん。
それなら画像データが外部へ流失したりパソコン盗難等の事態でも保存された画像データは暗号化されているので三者が読み取ることは殆ど出来ませんよね。

で、作ってみました。久しぶりに「日曜プログラマー」してしまいました。

使ってみたい方はこちらからDLできます。イメージ 1
暗号化する画像はちゃんとコピーしておいてくださいね。

あ、一応言っておきますが、お使いの場合はご自身の責任でお願いします。
何があっても私は責任を負えませんので。

で、さらに完璧なセキュリティーを求めるなら(あり得るのかどうか疑問ですけど)このソフトを含めて画像を交換をしない事ですけど不通に画像を交換するよりは断然このソフトで安全策を講じる方がいいに決まっています。
イメージ 2



暗号化はBlowfish暗号を使いました。
Bruce Schneier氏が考案した448bit可変長キー暗号化アルゴリズム共通鍵暗号方式のブロック暗号です。

セキュリティーは一応、堅固な暗号化アルゴリズムとされていますから安全だと思います。

さらにこの暗号化アルゴリズムの使用は開発者・利用者・二次利用者は一切のライセンスやパテントを必要としませんのでライセンスフリーで誰でも自由に利用可能で使用に関する規則は全く無く商用アプリケーションへの利用も問題ないとされています。

ちなみに、暗号、通信の世界では何故か送り手をアリス、受け手をボブ、盗聴者をイブと呼びます。