名古屋へ行け

路上生活者が役所へ行くとこういわれるそうだ。
片道の電車賃を渡して。

つまり、その地域での生活跡が無いからで住民では無いからという事らしい。

生活保護と今日の寝床の提供を求めて区役所に溢れる人達。

行政が契約している宿舎が一杯になると

満室になりましたのでお帰りください

といった張り紙が区役所内外に貼り付けられる。

話を聞く気も無いらしい。

行政の回答は「もう限界に達しました

諦めて死ねとでも言っているのだろうか?
「もう限界だけど手を尽くしています」と言えないのだろうか?

そして「今日の業務時間が終了なのでお帰りください」。


「では今日、どうしたら良いのですか?」
という質問に役人は「我々の知る所ではないです」。

私はまさかそんな言葉が出えるとは思えない。まったく信じられない。

「あなたは人間ですか?」

彼らは厄介な仕事を追え帰宅して一風呂浴びて暖かい食事が出来る。

学校の校舎でも役所の中でも夜だけでも入れてやろうと思わないのか?
もちろん出来ないのかも知れない。
ではなぜ出来ないのか?
「限界」という前に尽くせる努力があるのでは無いですか?


日本国憲法第25条
1.すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する
2.国は、すべての生活部面について、社会福祉社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。

すべての国民」に対してだ!!。
そしてそれは何処に住んでいようが関係ない。例え路上であっても。

そして、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。「権利」なのだ。


公務員は国民全体への奉仕者であって、一部への奉仕者ではない
これは憲法第15条第2項に定められている。

また、憲法を尊重し擁護する義務」を負うのである。
これは第99条(第10章最高法規)。

もう一度、言いたい。
「限界」という前に尽くせる努力があるのでは無いですか?