相対論は間違っている

微分幾何って結局は相対論そのもの、というか相対論が微分幾何そのものっていう感じだ。
なんか今頃になって気がついた感じです。

さて、世の中には「相対論は間違っている」という方々居る。ところが何故か物理学者ではない人が多いような気がする。というのもこんな私ですら彼らの主張はそれこそ間違っているという点が見受けられるからなんです。

しかし、これはどうも日本だけではなく世界中に存在するらしい。

Anti-Relativity

Einstein was wrong

といった具合だ。

ちょっと面白そうだ。あ、その、なんていうか症状が、、、以外と共通点がある。

彼らの主張
(1)間違った仮定をもとにしているじゃないか!!
(2)アインシュタインの考察ミスだ。
(3)科学者はすでに気付いています。

だがもっと面白いのは文章に現れる表現だ。
(1)「完全」に誤っている。「完全」に間違っていた
(2)間違っていることの「証明」、「証明」の「重大な誤り」
(3)~は「大嘘」
(4)簡単に分かる事

ともかく、間違っていると表現せずに「完全に」とかが付く。さらに「嘘」という表現も変だ。
しかも大抵は「大嘘」というように「大」が付く。

科学者の馬鹿さ加減を誇張しながらもその一方で既に相対論が間違っている事が知られているかのように「科学者はすでに気付いている」のような矛盾した表現。


文献を引用したらしたで「物理学者自体が特殊相対論に欠陥があると言っている」という点もかなり「言葉の揚げ足取り」に近い。他にも誤りを引用して「やっぱり間違っている」というのもかなり泣けます。

あ、これは単に私の愚痴と言うか独り言なので。