2010-07-05 Note266 量子力学の公理論的表現のイメージ 量子論等・補習ノート #物理学 フォンノイマン量子力学の形式の公理論的表現というのがある。 詳細と言うか厳密な表現は抽象的過ぎて私には理解が出来ないのですけど、、、 つまり難しいのだけど端折ってしまえば、 (1)物理量は自己共役作用素(エルミート演算子)で表現される (2)状態ベクトルの時間発展はシュレーディンガー方程式 に従う (3)物理量Qの測定値λはQの固有値 で、その測定値が得られる確率は 逆に測定値がλなら状態は固有状態 である。 測定に関して言えば量子力学は、測定されなければユニタリー発展し、測定されればノイマン射影という事だ。