続「2位じゃだめか、は愚問」なのか?

この問題(?)には多くの関心があるのが良くわかります。
※コメントをしていただいた方、ありがとうございます。

さて、どうも文章は会話と違って表情から読み取るという欠落した状態でしか表現出来ないという問題がいつも付きまとってしまう。

そこでもう少し書いてみたいと思う。

まず、仕分け人の「2位じゃだめか?」という発言だが色んな捉え方があると思う。
その文面だけを捉えると、「科学や技術を全く知らない人の言葉だ」も全くその通りだし、「知る努力をしなければならないのは仕分け人」というのもの当然だと思う。さらに言えば「上から目線のバカにした言い方」という評価も当然の反応だと思う。
 
さて、この評価には大まかに言えば2通りの立場が存在すると思う。
一つは上記のような立場だ。つまり、(極論を言えば、と念を押して言えば)
「勉強不足、調査不足、、、的な立場にある人間のアホな質問」だったとする立場。
もう一つは単純に言えば
「深い考えのある人間で納税者、我々の代弁者」という立場で捉えた場合だ。
 
もっとも後者の立場と捕らえるのは相当の深読みというか仕分け人を「信じる」というこれまたお気楽な(?)見方とも言えるかもしれない。そして私はあえて後者の立場で意見を書いてみたのだ。
 

相手(仕分け人)に何か望む前に科学者として(仕分け人の質問に真っ向勝負できる)取るべき態度とはなにか?
「仕分け人は科学や技術を全く知らない人」だとか「勉強してから来い」と言う前に。
 
 
さらに深読みすれば(例えば仕分け人が十分な知識と将来を見据えた人、あるいは科学者だったら)。
きっと無駄をあぶり出す質問の一つに「2位じゃだめか?」と投げかけるのもあるのでは無いだろうか?と想像した分けです。きっと予算をごまかしたり不当な使い道など無い純粋な研究を志す立場ならきっと
「おー、そう来たかっ!!(まってました!!)」
と、その質問をばっさりと切り捨てるだけの理由を熱弁できるチャンスだと思うのではないだろうか?
 
わたしなら国民の目が注がれている前であえて「2位じゃだめか?」と投げかけ、「うん!!それなら納得だ」と(内心はよく説得できる説明を言ってくれた!!ほくそ笑んで)認めたい。という気持ちなのだ。

もっともコメントを頂いた方のように思うのも実は私も同じで、当たり前のような気がしてあえて上記のような立場で書いてみたのである。
 
相手(仕分け人)に何か望む前に科学者として(仕分け人の質問に真っ向勝負できる)取るべき態度とはなにか?