超、、へんな物理学

荒い独学なので正しい判断かどうかはなんとも言えないが少なくとも量子力学QED(量子電磁力学)は少しも変ではないと思う。正しいし実用的だ。

QEDにいたっては10桁という途方も無い精度で現象を予言できるしその結果は今のところ揺ぎ無い。
もっとも繰り込みというインチキとも揶揄される点は否めないがラグランジアンありきで考えるならばカウンタータームがラグランジアンに入っていれば良いわけでその時点で人為的行為は忘れてしまえば良い。
 
さて、その先だが弱い相互作用が統一されるのだがその辺からきな臭い。
弱い相互作用と電磁相互作用を統一する電弱統一理論(Glashow-Weinberg-Salam 理論)。

Weinberg 角とかいう変なパラメータは誰かが決めなければならないようだし。
※3つのパラメータがあるそうだ。
 
しかし、物理学者がその先を研究しているのだがなんとフェルミオンとボゾンを相互に変換しうる空間を考えてフェルミオンとボゾンを統一してしまうそうだ。そういった空間を超対称性空とかいうらしいのだがこの凄い対称性のお陰でフェルミオンだのボゾンだのと分けて考える必要は無くなる。
まぁそこまで凄いと思ってしまうのだが問題はこの美しい構造が変なのだ。

こういった横槍の入れようも無い綺麗な対称性のせいで現実に見つかっている電子や光子、クォーク、、、はそれぞれフェルミオン、ボゾン、フェルミオンだがそれらの対称つまり
フェルミオン<=>ボゾン
という相互変換から必ずパートナーとなるもう片方が存在するはずだ。
※超対称性粒子(SUSY粒子)

しかも綺麗な対称性であるため様々な性質も同じになる(例えば質量とか)。
しかし、まことに奇妙なのはまさにこの点だ。
現実にはそんな粒子は見つかっていない(2011/2時点)。
ちなみに電子のパートナーをセレクトロン (selectron) 、光子のパートナーをフォティーノ (photino) というらしい。
 
なにが変だということだろうけど、、、、
色んな粒子が歯抜けのように未発見ならまだそれは未発見だろうという落ちでも良いのだが、こともあろう事かパートナー粒子、つまりペアの相手のその全てだけがきっちり未発見なところだ。

まったく気持ちが悪いがさらに気持ちが悪いのはこの超対称性には実はキズがあって、、だから質量が、、、
※対称性の破れという。
 
まぁ、これはシロートの浅い知識によるトンデモ批判だろうととは思うけど、、、。