グローバルイルミネーション(7) 表面下散乱と関与媒質

色々と間違っていたかもしれない。
散乱のイベントは
乱数 < σs/σt でやるようにした。
散乱を考慮した方程式は
イメージ 1
細かい記号の説明は省略するとして1項目が散乱を評価する積分、反射が2項目が視点までに届く間に散乱(out-scatterring)と吸収によって最終的に届く量。
つまり1項目が媒質内での散乱(in-scattering)と散乱(out-scatterring)と吸収による減衰になっている。
なのでロジックとしては光子が少し進んで散乱するか乱数評価で決定して散乱なら、、、
これを再帰的にやる。ここがモンテカルロ積分の処理になる。
そして最後に2項目を評価して足しこんでやる。
これで正しいのかどうか良くわからないがなんとなく結果は良さそうだ。
 
しかし、駄目ケースがあった。
ふと気が付いたのはσsとかの単位が1/mmの値だったのだが、これまでの実装で単位なんか深く考えていなかった(ダメダメです)。
そうなるとこれまでの実装は一体、、mだったのかmmだったのか?
なんでうまく行っていたのか?。
考えてみると距離は殆ど無関係で値は放射輝度で適当だった。
そもそもRGBの値だったから。白色光ならRGB(10,10,10)とかもっと明るいならRGB(100,100,100)とか、、、。
 
そうだとすると例えば蛍光灯100Wの明かりは放射輝度 (W⋅sr-1⋅m-2)ではどいう値にすべきなのか良くわからない。RGBとの対応はどうなの?とか。
分からなくなった。
つまり、基本中の基本がすっぽりと、、、
ダメダメです。