Memo1 ファインマン規則で遊ぶ
素粒子の(電磁的)反応を相対論的計算する事ができる量子力学が量子電磁気力学(QED)と呼ばれる高級(?)な理論です。少なくとも量子力学、電磁気学、特殊相対性理論に関する深い知識と数学的準備が必要でとても私のような一介のエンジニア、サラリーマンや中高生には手の届くものでは無いようです。ところが世の中にはそういう計算をしてみたいと無謀にも思う変態がいます。そんな変態向け(?)に竹内薫さんが(相対性理論と量子電磁力学を)書いています。「とにかく計算してみる」という趣旨です。
ただ、問題もあります。
とにかく量子電磁気力学(QED)の計算結果は出るが
根拠は飛ばしてレシピと調理方法だけで料理を作ってつまみ食い、といった所でしょうか。
とにかく量子電磁気力学(QED)の計算結果は出るが
全く数学的・物理的吟味は出来ない、
という点です。当然ですね。なので本当の意味での「理解」からは程遠い事は知っておくべきです。つまり、趣旨はあくまで量子電磁気力学(QED)の計算結果と同じ形をした式を描き上げる事です。(書くでは無く描くです)根拠は飛ばしてレシピと調理方法だけで料理を作ってつまみ食い、といった所でしょうか。
「そんな事をしてなんの意味があるのか?」答えは「無い」ですが、個人的には何か得るものが少なからずあると思います。興味が沸けばさらに詳しく知りたいと思って一つの契機にはなるでしょう。どっちにしても今更高度な理論の準備と高度な数学的準備から入るとQEDの計算が出来るころは年金生活者になってしまうとう方(私も)もいると思います。そんな方(変態)に今後楽しめる絵の書き方を学んで記事にしたいと思います。
次回から少し、Feynman Rureの生い立ちについて知っておこうと思います。