前回の式をさらに計算していきますが、ここで真空に生成演算子を作用させて期待値を求めておきます。この点は既に第13話 場の量子化の概観(2)で見ていますがこの時は自由度が離散的でした。しかし同様な結果になります。離散的な意味でクロネッカー・デルタが連続的なデルタ関数に移行します。
を実際に計算して確認してみましょう。
でしたから、場の量子化(2) 場の演算子(3)
となってやはり同様に1粒子波動関数になる事が分かります。他の場合も全く同様に計算できます。この点に留意して計算を再開します。
ですから、これを使えば、(規格化の係数は省略しました)
ここで、
と置くと、
となります。残りは次回にやりましょう。
を実際に計算して確認してみましょう。
でしたから、場の量子化(2) 場の演算子(3)
となってやはり同様に1粒子波動関数になる事が分かります。他の場合も全く同様に計算できます。この点に留意して計算を再開します。
ですから、これを使えば、(規格化の係数は省略しました)
ここで、
と置くと、
となります。残りは次回にやりましょう。
メモ