Note22 異常磁気能率の計算ノート13日目

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先日のSをA4に代入すると、
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これでF1、F2を搾り出せた。 なので結果的に当初の予定通り次の形に変形が完了した。
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これでようやくg-因子の輻射補正(Schwingerが計算した1ループの頂点補正)が計算できるところまで着ました。つまり次の積分の計算です。
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これに対して次の変数変換を行えば、
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次式が得られます。
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これでワインバーグ第二巻p260(式11.3.13)が得られた。紆余曲折あったが結果が一致したので一安心だ。違ってたら大変な事に成るところだった。

しかし、長かったなぁー。

後は数値計算するだけです。幸いワインバーグ第二巻p260によればこれは繰り込み無しで有限の結果になるということだからさらに安心だ。楽しみは明日に取っておこう。

次回でようやく計算が完了する。