家畜と現代人(2)

先日は家畜と現代人の呆れた一面について書きましたがもう少し家畜について考えて見ましょう。
そもそも家畜なんて居なかったわけで、それがいわゆる家畜になったのは原始人(古代人)が根気良く改良を加えて作ってきた訳です。

さて、馬は元々は人が乗れないような動物だったようです。
それをモンゴルの遊牧民が改良を加えて今のような大きな姿になったんですね。

それで、現代人は何を作ったか?

森林を伐採してリゾートホテルを建てた?(ちょっと自虐的かな)
コンピュータ、大容量記録媒体?
そうそう、CD、DVDがあります古代人には到底作る事が出来ない代物です。

凄いですか?

CDやDVDの記録データの有効保持期間(?)、実は通常環境下では数年~十数年程度。意外と短い。
では紀元前に書かれた石盤は?

勝負は付いていますね。先日も書いたように現代人は「早く」「良い物」という下らないレースを始めてしまったんですね。

古代人のようにゆっくりとした時空に身をゆだね、星空を眺め豊かな想像力を巡らせる

なんて事はもう意味が無いんでしょうか?