諦める事と否定すること

とても簡単で逃げ道として最適ですね。楽だからいつも人はこの選択をしようとしてしまいます。


「~いけないんだ」
「~だから出来ないんだ」
「~だから無理」
「~無理、絶対無理」
「~そりゃ冗談でしょ」
「~じゃお前がやってみろ」

いろんなバリエーションがあります。例えばこんな事を想定してみましょう。
あくまで現実的に考えてください。

「今からあなたはアフリカに行ってダイヤモンドを仕入れてきてください」

とっさにさっきのバリエーションのどれかを言ったのでは?

このバリエーションまたはそれに類似する解答をしてしまう癖は極力付けない事が未来を切り開きます。
これらの選択肢しか思いつかなかった場合はいわゆる「投げやり」にも繋がります。
時には失敗や人を傷つけてしまいます。

「前向き」という言葉があります。
思い出しましたっていう方。もう一度さっきの問いを考えて見ましょう。

「前向き」な解答、あるいは何かを打開しようとする努力はその解答に現れます。

例えば、こんな解答です。
「はい、分かりました。やってみます」
「でも、全く知識がありません。何からやれば良いでしょうか?」
あるいは、
「詳しい人を紹介してください。それで考えて見ます」

投げ捨てる前に考えて見ましょう。
もしかすると投げ捨てる理由も無いのに投げ捨てていただけもしれません。
「無理、無理」と安易に答えて成果0%では無く、その前にやれる事が残っています。
それは100%では無いかも知れません。しかし0%でもありません。

「どうしら良いのか」と考えを巡らせ、悩む時間があっても良いと思います。
これが「前向き」に物事を捕らえるという事ではないでしょうか。

こう考えると相手の解答によってその姿勢が手に取るように分かりますね。