たんぽぽ、花と子供たち

ブログのイメージをたんぽぽにして見ました。最近、沢山咲いているのでそれを思い出したという単純な理由もあります。近所の土手にも沢山咲いていましたので写真を撮ってきました。
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観賞用の花では無いですが何となく良いです。
もしかしたら雑草の中で逞しく咲くこの花が好きなのかも知れません。

先日、ご近所の草むしりをしているとなにやら小学生の女の子3人がこちらを見ています。
どうしたの?と聞くと近くに寄ってきて「このお花少し分けて下さい」と言うので

「あーこれはここのお婆さん家の花だから、、、」
するとお婆さんが「どうするの?」と聞くと小学生は「教室の花瓶に挿したい」と言っていました。
お婆さんは「そんな可哀想な事せんといて!!」とちょっと怒った様子。

草むしりをしながら聞いていましたがちょっと感動しました。

こんな話を子供たちにしていました。

あの花も綺麗でしょ」((指をさす所に青い花が沢山咲いていました)
大事にしてたのに猫に荒らされてみんな枯れちゃったんだけどね
殆ど枯れてたけど1本だけほんの少しだけ緑色が残っていたから
他の花と同じように大事にしてたらね
(子供たちが欲しがったチューリップとかだと思う)
たった一本の茎から11個も花を咲かせてくれたんだよ
きっとあれは花が感謝して咲かせてくれたんだと思うよ

その後子供たちは「お庭の他のお花も見ていって良いですか?
と言ってしばらくして帰って行った。

子供たちはからこの言葉が出た時、私は思いました。
きっと子供たちの心も揺さぶったに違いない。「理解した」のだと。

街には沢山の良い教育者、先生が居るじゃないか。
私も聞いていて不覚にも感動してしまったので今日ここに書いておくことにした。

因みにたんぽぽの花、一見花びらと思えるあの1枚1枚が実は一つの花。
しかもたんぽぽは薬にもなる。最近の研究で抗がん作用があることも知られている。
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