前向きに生きる

前向きに生きる、という事に関して何か自分に変化があったとしたら何がきっかけだったのだろうか?
と考えてみた。

左腕の回復の見込みが無いかも知れないと悩んだ入院生活もあったのだろうか?
でも希望は捨てなかったし諦め等無かった。ふと、思い出したのが映画


なのでは無いだろうか?と思った。

レットバトラーがスカーレットに愛想を付かして去ってしまった時のセリフだ。
愛するレットバトラーを泣きなが追いかけようと泣き崩れてしまったスカーレットは

After all, tomorrow is another day.

字幕だったので当時はこういう事を言っている事までは分からなかったが、

こう訳されていた(と思う)。

そうだ、考えるのは明日にしましょ、明日があるわ

多分、私がそう思い込んで覚えてしまったのかもしれない。
訳として「明日に望みを託しましょう」とか「結局、明日は別の日なんだ」
といったのが的を得た訳らしい。

まあ、今となっては?b>Frankly, my dear, I don't give a damn.」(どうでも良い)
※このセリフ、名セリフ・ベスト100に選ばれたそうだ。もちろん「風と共に去りぬ」のセリフ。

まあ、今となってはcat_falcon訳「そうだ、考えるのは明日にしましょ、明日があるわ
というセリフだけど私的にはこれが良い。


ソマリア紛争のドキュメンタリーを映画化した「ブラックホークダウン」。
実はTVの深夜ニュース(1分も満たない映像)で見たときアメリカはそんなところまで戦争しに行っているのかと思っていたが、しばらくしてノンフィクション・ドキュメンタリーが単行本として出版されたので「あー、あの」と思って読んだが、たった一日の争いが想像を絶する戦闘だったと知った時はショックだった。
レンジャー部隊とデルタ部隊で構成された100名の精鋭を投入したがアメリカ兵の19名が犠牲になり70名以上が負傷するという惨事だった。つまり無傷の兵は殆ど居なかった。しかし、ソマリア人はこの戦闘で約1000人以上が死亡している。


戦闘の最中、レンジャーの軍曹が部下の死に責任を感じヘコんでいるとデルタ隊員の一人がこう言う。
※デルタ:兵士の憧れであり尊敬される米軍屈指の精鋭・特殊部隊
考えるな
あーだったら、こーだったらは意味ねー
(戦闘が終われば)後で考えるヒマはたっぷりある。本当だ。

日の出と共に命からがら脱出するのだがレンジャー軍曹が目にしたのは勇敢にも再び戦地に残された兵を救出に向かうデルタ隊員だった。デルタ隊員はレンジャー軍曹に笑顔でこう言います。
おい。今日は月曜日だ、新しい週の始まりだ

印象的なシーンだった。