Note44 エネルギー・運動量テンソル
今日は「場の量子論」中西襄 p297の行間を埋めてみる。というか逆の事をやってみます。
まず、時空並進の無限小変換でラグランジアン密度が不変
であることをを仮定すると、ネーターの定理からネーターカレントが存在するはずです。
まず、時空並進の無限小変換でラグランジアン密度が不変
であることをを仮定すると、ネーターの定理からネーターカレントが存在するはずです。
これは以前勉強したので具体的な形を求めてみようと思います。まず、無限小変換を時空並進
とするとLie変分は
となります。これらをネーターカレント(Noether current)の公式
に代入すると
ネーターの定理から
は保存則
を満たします。このTを正準エネルギー・運動量テンソル(cannonical energy-momentum tensor)といいます。時間と共に変化しない保存量(チャージ(charge))が存在するはずですから
これが並進生成子になる。無限小時空並進
で次のユニタリ変換を生成する。
という事になるのだが、、、まあ、ともかくエネルギー・運動量テンソルが何者なのかは判明した。
とするとLie変分は
となります。これらをネーターカレント(Noether current)の公式
に代入すると
ネーターの定理から
は保存則
を満たします。このTを正準エネルギー・運動量テンソル(cannonical energy-momentum tensor)といいます。時間と共に変化しない保存量(チャージ(charge))が存在するはずですから
これが並進生成子になる。無限小時空並進
で次のユニタリ変換を生成する。
という事になるのだが、、、まあ、ともかくエネルギー・運動量テンソルが何者なのかは判明した。