1945年8月6日、約60kg、
たった60kgの
ウラン235が一瞬にして14万人を死に至らしめた。
遠い過去の話?
先日、国は原爆の
放射線が原因で「がん」などにかかった
被爆者のうち、治療が必要な人を「
原爆症」と認定した。まだまだ終わっていないのが現実だ。
ウラン235、60kgだが実際に
核分裂して爆発に寄与したのは
たったた1.5%、つまり0.9Kg。
そう、たった0.9Kgの一塊が14万人を死に至らしめ、現在でもその影響は消えていない。
長崎におちた原爆は
プルトニウム239、
たった8kg、グレープフルーツほどだ。
さらに、
核分裂して爆発に寄与したのは
たったた15%だから1.2kg。
これが一瞬にして7万3千人を殺した。
そう、たった1kg程度の一握りほどの核物質が死者、重軽傷者を含めて途方も無い人間を犠牲にした。そして今なお後遺症に苦しむ人が居た。
※先日の事件を期に刃物の生産地として知られる
岐阜県関市の「
岐阜県関刃物産業連合会」
ダガーナイフ
の国内向け生産と輸入を中止する方針を固めた。さらに厳しい規制を
警察庁などの関係省庁に求めるようだ。当然だろうと思う。
果たして核物質の平和利用などという事が正しい道なのだろうか?
当然だろうとは思えないケド。