先日の
繰り込みの条件をもう少し整理すると
と言う事になる。これらは一つの基準で決められている。というのが今更だけど気が付いた。というのも
という
On-Shell(質量殻にのっている)で行われる。
そもそも、なんでこの位置で
級数展開する必要性があったのか?
特別な理由は見当たらないのでそのままにしていた。つまり鵜呑みにしていたが良く考えるとかなり人為的だ。
このような
繰り込みの位置(
繰り込み点)に依存しているのはやはり変だ。
だとすれば
繰り込み点は人為的な選択によるべきではない。
この考えは的を得ているようだ。つまり
繰り込み点は自由に選んで良いらしい。ただし
QEDの計算においてこの選択は静的でないとめちゃくちゃになりそうだ。これが理由というわけではないが
繰り込み位置の選び方は一旦決定した後は首尾一貫して計算をしないといけない。
そうやって
繰り込み条件をもう一度眺めてみると確かに首尾一貫しているなー(笑)。