Note95 ストークスの定理(2)

先日、長年付き合ってきたテレビがラジオになってしまった。(つまり真っ黒画面)
家電製品が次々と、、、今年は既にエアコンも買い換えたし、、、とうとうテレビも壊れてしまった。
結局、買って来ました。いやー新品って良いね。ほんと画面が綺麗だし。しかも薄い!!。
テレビも見れないし蒸し暑いし結局寝付く事も出来なかったので「多様体入門 松島与三 著」をペラペラとめくって、何となくストークスの公式の証明のイメージが湧きました。

と言う事で、ストークスの公式の証明の概観を見てみようと思います。まず局所座標系を次のように設定する。
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領域を十分小さな領域(局所近傍が大きく取れるような場合)を考えると
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■■境界と局所近傍系の共通集合が空(φ)の場合■■
この時、微分形式ωは(n-1)個の座標系で書ける。(ωをM上の(n-1)次微分形式)から
https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/c/cat_falcon/20190806/20190806051244.jpg
従って、
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なのでこの条件ではストークスの公式は成り立っている。次に

■■境界と局所近傍系の共通集合が空(φ)では無い場合■■
https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/c/cat_falcon/20190806/20190806051253.jpg
https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/c/cat_falcon/20190806/20190806051256.jpg
ここでnが偶数の場合
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一方、nが奇数の場合は負の局所座標系としているので
https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/c/cat_falcon/20190806/20190806051306.jpg
なのでnが偶数でも奇数でも
https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/c/cat_falcon/20190806/20190806051309.jpg
が成り立つ。

えーっと二つの場合分けをやった所がすっきりしない。
もう少しイメージというか、、、形式的に見れないだろうか?と考えてみた。
というかまだ局所的に成立している事しか確認できていない。
この点も含めて次回までの宿題としておこう。