勝手なマナー(メールに関して)

最近は高校生はもちろん小・中学生でも携帯を持っているからすごい。
注:「携帯を持っている」へんな言葉ですけど今なら通じますよね。

小・中学生がこれをイジメの手段に使っていると言うのも怖い。
言葉や行動で示されたわけではなくテキストだけだから言いたい放題なんだろう。
多感な時期だから読んだ方もショックだろう。

さらに、暗黙のマナーがあるらしい。
メールを受け取ったら2,3分で返事をしないのは「マナー違反」という。
私は子供でなくて良かった。
私は忙しくメール交換なんかしたくないし急いでいるなら電話で話せば良い。
仕事でなければ気が向いたときに読んでもらって気が向いたときに返事をしてくれれば良い。
そんな感じだ。請求されたりするはお互いメールに追われて良い気分じゃ無いだろうしね。

本当はメールを受け取ったら楽しいはずだ(子供なら)。それがいつもビクビクしてないといけない。
それもすばやく読んで返事を書く。そんな事3分で出来ない。
目に見えないストレスにさらされている子供たちが可哀想だ。

幸い私の近所の子供たちは最近はよく外で遊んでいるからそんな事は無いだろうケド。


元々メールは特定の人と場所でしか使えなかった。私も許可をもらってメールを使っていた。
それが今や電話に変わる通信手段となってしまった。
言葉も無くテキストを電波に乗せて無数の無味乾燥したテキストが飛び交っている

メールにも良いところはある。
考えながら書くことが出来る。よく読んで送信できる。
言葉では言い間違いや聞き間違いも起きるがメールなら正確だ。
さらに、データ等を添付して送信できるのも良い。全ては暗号化されるから一定の秘密は守れる。
時間のあるときに(後で)読める。さらに手紙と違って置いておいても邪魔にならない。

しかし、決して会話に取って代わるだけの良さは無い。
「おはよう」も「バカ」も相手の表情や言い方で快く受け取ったり笑ったり出来る。

人は表情でコンタクト出来る。この能力は残して欲しいと思う。
だから多感な時期にある小・中学生にはコミュニケーション・ツールとして使ってもらいたくない
もちろんメールの利便性を有効に利用するという点では積極的に利用してもらいたい。