『ブラッディ・マンデイ』

面白いって言うんでちょっと見てみた。

感想=つまんない。

ウイルステロとの戦い。設定は面白い。

警視庁の秘密部隊とともに天才ハッカーが挑む、と言ったところだろうか。

天才ハッカー藤丸が警視庁の秘密部隊の施設(?)から携帯で妹とお話するシーンで。
そんなアホな!!、リアリティーに欠けてる。期待しすぎた俺が馬鹿だった。

今時の企業でも機密保持のため携帯その他の端末、記録媒体は持ち込みは厳しい手順があって簡単には持ち込めない。場合によってはボディーチェックすらある。こういった事が極めて一般的な状態にある。
しかも出入りは厳重、ちょっとトイレ、とかいってIDカードを持たずにドアの向こうに出たらもう入れない。実際、私の会社ですら、というか社員なのに静脈認証とIDが無いと席に戻れない。
つまり、一般企業(研究・開発関係)よりセキュリティーが甘いという設定が変だ。
しかし、現実としては全く嫌な世の中だ。

一味を自白させるのに電流で拷問。それも最新だと。
今時、拷問?チオペンタールとかラボナールは使わないのだろうか?もっと簡単にペラペラ喋る。と言いたいがこれも殆どフィクションだという。
脚本家が知っているとこういった設定をするだろう。

ただ、CIAは以前問題になった秘密尋問センターで心理的拷問を行った事件では常に眩しい状態に置いたり、膨大な雑音を聞かせたりする手法がとられたそうだ。

余談だけど、ついでに言えばクロロホルムを浸み込ませたハンカチで口と鼻を塞いであっという間に気絶させるシーンは多いがあり得ない。
なんで薬物の専門家に聞かないで脚本を書くんだろう。孫引きし過ぎだ。

もうちょっと専門家の意見を聞いたほうが良い。