ホルミシス効果

ホルミシス効果、聞きなれない言葉だ。

当然だ。ある意味、特に日本ではタブーとされている。
誤解を恐れず言うと「ホルミシス効果」というのは微量の放射線を浴びた方が健康には良いという説だ。

つまり、日本は被爆国なのでこんなことを公然と言えるはずは無いのだ。

しかし、このホルミシス効果というのは事実なのかというと疑問である。
ただ、被爆者の死亡率と平均的な日本人の死亡率との間には差異があってむしろ被爆者の方が長生きしているケースもあるという根拠(?)もあるようだが。

こんなものは統計の取り方にかなり左右されるから「だからそうなのだ」とは断定は出来ないだろう。
むしろ、長生きした方は被爆しても大丈夫だった体を持っていたからという事も言える。

ホルミシス効果は海外では肯定的に存在するという説も少なくないようだが少なくとも被爆に関しては国際的な基準も厳しく設定されているし、多くの専門家での間では実際にはその基準も甘いのではないかという話さえある。

つまり、「これ以下なら安全」という基準など無いというわけだ。