BMIと体脂肪率

BMIは意外と簡単に計算出来ます。ところでBMIですがこれはボディマス指数の事でBody Mass Index の頭文字です。あなたの身長L(cm)と体重W(Kg)から
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身長をmで計算する場合は
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BMIが22の場合が標準体重
BMIが25以上のなら肥満
BMIが18.5未満のなら低体重
と判定されます。まあ一概にBMIが25なら肥満とも言えない場合もるので一つの指標だと思ったほうが良いかもしれない。

さて、BMIは簡単に計算出来るので肥満の指標にはなりますがこれがいわゆる体脂肪率を反映していない欠点があります。つまり隠れ肥満が判定出来ません。そこで本当に肥満なのかは体脂肪率によって判定する事になります。ところがこの体脂肪率、ちょっと計算、と言うわけにはいかない。なんと言っても計算と測定が面倒です。その中でも最も簡易な測定と計算は皮下脂肪厚法(キャリバー法)という方法です。

皮下脂肪の厚み2箇所を計ります。
(1)上腕背部と肘の中間点 d1(mm)
(2)肩甲骨下部 d2(mm)
それとあなたの身長L(cm)と体重W(Kg) があれば次の計算をすると判明する。
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または
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として計算する事は出来ます。皮下脂肪の厚みは専門家か器具を使って測定する必要があるのですが指で摘まんで大体の値を使って計算しても概算として見る事が出来ます。ただ、肩甲骨下部は一人では計れません。まあ、本当に概算で良いなら、二の腕の厚みをd1として後は顎の下でも摘まんでその厚さをd2としておけば良いだろう。私の場合はそれらしい値は出ました。

それで体脂肪率による肥満の判定は
男性30歳未満 適正:14~20%,肥満:25%以上
男性30歳以上 適正:17~23%,肥満:25%以上
女性30歳未満 適正:17~24%,肥満:30%以上
女性30歳以上 適正:20~27%,肥満:30%以上