シャーロック・ホームズ

Sherlock Holmes(ウィリアム・シャーロック・(スコット・)ホームズ) 。
そうあのコナン・ドイルの探偵・推理小説の主人公。

私が始めて読んだ探偵・推理小説でもある。

ロンドンのベーカー街221Bに相棒のジョン・H・ワトスン医師と共同生活をしている。
実際にはこの番地は存在しない。
正確にはシャーロック・ホームズの物語の時代には、というのが正しい。

現在はこの番地は存在するのだが今でも実話だと思う人やファンからの手紙が来るそうだ。

さて、ホームズのモデルは、コナン・ドイルの医学部時代の恩師で外科医ベルとも言われている
ベルは鋭い洞察力で患者の外見から職業、住所、家族構成まで推理で言い当てて周囲を驚かせる事が少なくなかったようだ。


そしてなにより「シャーロック・ホームズ」のシリーズは読みやすく明快な事だ。
子供から大人まで読める探偵・推理小説と言っても良い。
あ、日本で言えば金田一耕助シリーズがあるが横溝正史の作品はややこしくて私は苦手だ。

さて、そんな「シャーロック・ホームズ」のシリーズの中でも私は「赤毛組合」が最高だと思っている。ドイル自信もこの作品を上位2番に位置付けているからあながち変な評価でも無いだろう。

赤毛組合」は質屋のウィルソンに舞い込んだ話からして奇妙で面白い。
立派な赤毛の人間のみで組まれた「赤毛組合」の人員募集。
仕事内容は単純で百科事典を丸写しすだけ。
バイト代も良い。
ウィルソンも立派な赤毛だったからこんな幸運は無いとと思って応募して見事採用される。
しかし、数週間後に突然組合は閉鎖されてしまう。


そこで名探偵ホームズの鋭い推理が冴える。
もちろん背後にあった大きな事件は未遂に終わり犯人は現行犯で逮捕される。

まだ、読んだ事が無い方でも興味をそそる設定じゃ無いだろうか?


その他で好きだった作品は
唇のねじれた男オレンジの種五つ だ。

面白かったと思う。