援助とプレゼンテインション

先輩が頭を抱えていると、電話をしてきた。
まあ、何でも話せるのはお前しか居ないという事で電話をしてきたのだが内容は確かに頭を抱える問題だった。

今は夏休みという事もあって遊ぶのは良いが、よりによって娘が補導されたという事だった。
単なる補導ならまだしも明言は避けていたがいわゆる表題のような交際で金銭を得ていたという事のようだ。

先日の酒井法子の事件といい、世の中がおかしくなっている。


さて、非常に悲しいというか人類最古の商売が「それ」だったわけで、日本でも33年4月までは犯罪として罰せられなかった。ただ、法で商売として禁止されているが個別の行為は、現在でも刑事処分の対象とはならない。

刑事処分という重い罪を課すべきじゃ無いだろうか?


と、ところがである。
タイではやはり同じ理由から国家の判断で管理、商売が合法化されている。
さらに、K国では2003年時点でGDP国内総生産の約4%がなんと「それ」が占めていると言われている。
人口比率では20歳以上の女性の25人に1人という割合だ。

さすがに近代国家としてこれは困った事である。K国は2004年にようやく法律で厳しく取り締る事にしたのだが、、、これに対する反応は驚くべき事だった。
それは「商売として認めろ」「生存権を保証しろ」とのデモが各地で発生するに至っている。
やはり難しい問題のようだ。

さらにモンゴルへの観光客の(某国)男性70%が「それ」を目的として来ているため深刻な問題となっている。またアメリカでもネバダ州では禁じられていない。

その他にもデンマーク、フランス、スイス、ドイツ、ギリシャハンガリーチェコでは合法となっている。オーストラリアでは「それ」を商売として一部上場している企業もある。
しかも合法としたのが女性市長だった。どうなんだろうね。

ただ、合法化したことで従事する者は社会保障を受けることができ衛生管理も向上する。

これに続いてニュージーランドでも合法化へ進んだ。
「無条件禁止」か「合法化」か?。

哀しい事だがセーフティーネットとして「合法化」されなければ救われない人達もいるのも確かだろうがその背景となる事をカイゼンすべきじゃないだろうか?

やはり、無条件禁止!!だろう。


動物行動学では「プレゼンテインション」という。
そう、対価(体)と引き換えに、という意味だ。

まだまだ人間は霊長類の域から脱せ無いという事なんだろうか。