マロングラッセ

マロングラッセMarron glacé)を作ってみた。
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実際は先日の栗ご飯を作った時の余った栗の処分に困ったのがきっかけなのだが、、、
どうしようかと迷った。

モンブランを作る、栗入りどら焼きを作るといったアイデアをPちゃんからもらったのだが、、、
まず、モンブランは不可能だ(笑)。
さすが女子だけあって栗入りどら焼きは思いつかなかった。
それで、そうしようと思ったのだがよく考えると完成品の量がどう考えても多すぎる結果になる。

結局は茹でて食べる、と思ったがなんか空しい、、、

そこでどうせ捨ててしまうなら思い切った事に挑戦してみようと思って制作に取り掛かったのがマロングラッセなのだ。

しかし、作り方が分からない。まあ、食べた事はあるのでなんとかなるだろう。


しかし手間が掛かった。製作過程は、、、(正しい作り方かどうかは知らないよ)
(1)砂糖で煮詰める。とにかく弱火で。5時間はやってみた。
(2)一度煮詰めると多分苦味とか出ているだろうから汁を一旦破棄して栗を取り出して冷蔵庫に収納。
(3)これで一旦乾燥させる。
(4)翌日、再び砂糖で煮詰める(かなり濃い目の砂糖水)。
(5)水分が少なくなってきたらブランデーを入れる。
(6)アルコール分を飛ばしながら水分が少なくなるまで煮詰める
(7)2時間ほど煮詰めてから栗をそっと取り出して乾燥させる。
(8)甘い煮汁は少しとっておく。
(9)1時間ほど冷蔵庫で冷やしながら乾燥させて完成。
後はとっておいた蜜を好みに合わせてかけて完成だ。

しかしあれだけ煮込んでも本物の3分の1程度の甘さだったからあと数日は同じ事を繰り返さないとダメみたいだ。まあ、程よい甘さが良い人には十分だろう。
出来は30点といったところだろうか、、、(笑)。

手間の掛かる菓子だ。実感した。
だから売っているやつは高いのは当然だ。
良い勉強になった(笑)。