私は本当に運が無い(確率論)

先日、私は本当に運が無いと思い少々凹んでいたし自暴自棄に陥ってしまった。
歳のせいなのか周囲の環境の激変なせいなのか分からないが

何気にマイナス思考をするようになった。
それも人に指摘されてハッと気が付く事がある。
元々は能天気なプラス思考派だったのだが、、、。

友人いわく「それは守りに入っているからだ」「なにかを守ろうとしているからだ」と言われた。ん、、、何気に思い当たる節はある
まあ、今までてきとうに生きてきたからだろう。

さて、確率を扱う数学は一般には確率論と呼ばれている。
元々はギャンブルに関する議論から始まったとも聞いているが真偽は知らない。

「運が無い」というが、ある種の達人はサイコロの目を自在に操るし、自分でも上手くサイコロを転がして思った値が出やすくするという事もある程度は出来る。
といった事で後輩が鋭い指摘をしていた。それは
「サイコロの出目の確率って1/6じゃないのか?」
「へんじゃないの?」
と。

確かに変だ。

と思ってなんとなく納得して「まあ、数学と現実の違いはあるから」という理屈もあって納得してしまった。

しかし、良く考えるとそれも変だ。確率論は実用的に使われている数学でもある。

なんか奇妙な感覚になってしまったが落ち着いて考えてみると確率論には仮定がある事を思い出した。
同様に確からし」あるいは何時も「偏りの無い試行」という前提だ。

そういう意味では先程のどれもこの前提条件を度外視しているのでそもそも確率論で測るべき事象にはなっていないのでした。

学んだ事を忘れていくというのは悲しい事だ。
今、試験を受けたら簡単に引っ掛け問題に引っかかる自信が持てました。