穏やかな日常。趣味

趣味がある人が羨ましい。
 

いつも趣味が欲しいって思っているがなかなか、、、
継続的に何かをするという意味では難しい事は無理だしお金の掛かる事もやれない。
 
先日までは女房の実家と叔父に挨拶となにかと忙しくも充実した日程だった。
今日は疲れもあるだろうからゆっくりとした時を過ごしている。
こんな穏やかな日は1年ぶりかも知れない。
 
振り返っても仕方が無い事だが2年前もこんな日があったに違いない。
しかし、私はそれに気が付かずに過ごしていたのだと思う。
 
去年の今頃は母の死期を待つだけの辛い思いが心の底に重くのしかかっていた。
まだ、この時期には女房には話していなかったと思う。
苦しくも辛い日々だった。
 
なによりこの日を待ちわびたのには理由がある。
意味は無いがその重い気持ちを女房とこうやって過ごす事であたらな白紙のページに戻せるような気がしていたからだ。そういう意味では本当の白紙のページは7/20を過ぎなければ、、。
 
ふと気が付くと女房の姿が無いのでどうしたのかと思っていると隣の部屋から掃除機の音がする。
こんな休日くらいゆっくりとさせたいので声をかけようと思っていると静かになった。
音もしないので今度は心配になって見行くと女房はヘッドホンを付けてピアノを弾いていた。
そんな後姿を見ているとみょうに幸せな気持ちになってしまった。
そう、こんな何気ない平凡な日常こそ本当の幸せに違いないと。
私の存在に気が付いた女房は手を止めて恥ずかしそうにしているので「何か弾いてくれよ」というと照れながらちょっとだけ弾いてくれた。イメージ 1
きっとこんな馬鹿馬鹿しいような平凡な時間こそお金では手に入らない至福の時間かもしれない。
恥ずかしそうにしているので「続けて良いから」と言って私は部屋を出た。
そうしてこうやって書いている。
イメージ 2
この日は忘れないようにしたい。
 
そして私には趣味が無い(笑)。あーそう言えば「緑」が趣味かも(笑)
ニ・ト・リだから、、、意味不明だね。でも女房には分かる(笑)。
あ、明日は映画を観に行こう!!