Memo81 既約(irreducible)図形

プロパーな自己エネルギーとプロパーな頂点補正をfeynman図の「部分」として含まない場合を既約(irreducible)と言います。ただし、補正されていない頂点
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は除外して考えます。

properなFeynman図というのは、どの内線を切断しても分離したFeynman図にならない場合でした。以下のFeynman図は全て既約です。
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と言う事ならば次のFeynman図は既約でないですね。
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既約な自己エネルギーと既約な頂点に対して全ての自己エネルギーとプロパーな頂点の補正を行うと全てのプロパーな自己エネルギーあるいは頂点部分が得られる。
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ただし、頂点補正は頂点が2個ある既約な自己エネルギーの場合は片側頂点だけでよい。
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「場の量子論 中西襄 p259」