プロパーな自己エネルギーと
プロパーな頂点補正をfeynman図の「部分」として含まない場合を
既約(irreducible)と言います。ただし、補正されていない頂点

は除外して考えます。
と言う事ならば次のFeynman図は既約でないですね。

既約な自己エネルギーと既約な頂点に対して全ての自己エネルギーとプロパーな頂点の補正を行うと全てのプロパーな自己エネルギーあるいは頂点部分が得られる。

ただし、頂点補正は頂点が2個ある既約な自己エネルギーの場合は片側頂点だけでよい。

「場の
量子論 中西襄 p259」