Note161 QED による輻射補正計算(11日目)
いよいよ今日はエネルギーシフトの具体的な計算式まで辿りつきそうです。先日までの結果を整理すると、
これでエネルギーシフトが計算できます。まとめると
従ってラムシフト(n=2,s=1/2,l=0, n=2,s=1/2,l=1)に関するエネルギー補正は
ですからδEを振動数に換算すると
単位をc=1という単位系からもとに戻すと
となります。
従ってラムシフト(n=2,s=1/2,l=0, n=2,s=1/2,l=1)に関するエネルギー補正は
ですからδEを振動数に換算すると
単位をc=1という単位系からもとに戻すと
となります。
ただ、結局は紫外発散が残ってしまった。次回は実際に物理定数を入れて計算してみる事にします。